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「紅の豚」レビュー (2011/02/22)

時代は1920〜30年代前半。
真紅の試作飛行艇、サボイアS.21を愛機とする賞金稼ぎ、マルコ(通称ポルコ)は空賊であるマンマユート団に襲われていた女学校の生徒を救出します。
この事をきっかけにマンマユート団はポルコに対抗すべくアメリカ人の凄腕パイロット、カーチスを雇います。
そんな時、サボイアの整備にミラノに向かっていたポルコをカーチスが撃墜。ポルコは愛機を失います。
破壊された機体をミラノの飛行艇製造会社「ピッコロ社」に持ち込み修理を行い、生まれ変わったサボイアを使ってカーチスとの一騎打ちを行います。
ピッコロ社の娘、フィオを賭けて・・・。

1992年に公開された本作品は、「風の谷のナウシカ」「となりのトトロ」などでお馴染み、スタジオジブリの作品で、監督は天才、宮崎駿さんです。
宮崎氏は本作品の原作も勤めており、「モデルグラフィックス」誌に連載された「雑想ノート」中の短編「飛行艇時代」をアニメ化したのが本作です。
とにかく好きな作品です。DVDこそ持っていませんが、VHSは擦り切れるほど観ました。
女性を賭けた男たちの戦い・・・女性方にはあまり受け入れられなかった本作ですが、航空物の大道を、スタジオジブリがハイクオリティでアニメ化してくれました。
架空機と実在機の混在、主人公が豚(宮崎氏は豚が一番好きな動物なんだそうです)である、などの世界観も面白く、まさに宮崎節全開です。
10年程前にファインモールドからポルコのサボイアと、カーチスのR3C-0がキット化されたのは記憶に新しいです。

とにかく、観ていない方がいらしたら観て頂きたい作品です。 自分が思うに本作は、航空アニメとしてはセル作画アニメで「マクロスプラス」と並ぶクオリティだと思っています。
昨今、メカのCG作画全盛(最近の子供向けアニメではキャラまでCGの作品が・・・)の時代だからこそ観て頂きたい、セル作画の暖かさが光る作品です。

長々と失礼致しました。
次回のレビューは、映画ではなくて恐縮なのですが、評判の悪いTVシリーズ版「エリア88」のレビューをやってみようと考えています。

メビウス1 (11.2.22 21:30)

紅の豚 [DVD] 宮崎駿 (監督) | 形式: DVD

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